「β-1,3-1,6グルカン」と「β-1,3グルカン」は、どちらが良いのか?
「β1.3/1.6Dグルカン」と「β1.3Dグルカン」の機能性の違いは?
「β-(1-6)-D-グルカン」は必要なのか?不要なのか?
結論から述べると、「どの製品にもベータ1,6Dグルカンは入っている」ので、β1-3Dグルカンでも、β1-3/1-6Dグルカンでも内容成分には殆ど差が無いのが事実。「β-1,3-1,6グルカン」「β1.3/1.6Dグルカン」というのは、2種類のベータグルカンが入っていると"併記"しているだけなのだ。
βグルカン量が多い方が良いβグルカン健康食品であるのはもはや常識だが、同時にβグルカン(ベータグルカン)の質も重要だとの認識は高まりつつある。最も重要なβグルカンの種類が「ベータ1,3Dグルカン」であることは、学者だけでなく、全てのメーカー,販売店の同意するだろう。
この事実は、健康食品やサプリメントの販売店の偏向した情報よりも、免疫学系の研究論文が公正な結論を示している。ベータ1,3Dグルカン(3重らせんβグルカン)だけが、免疫細胞に認識されることを大前提とした下記のような研究が継続されている。
3重らせんβグルカンを認識する免疫システム : 理化学研究所
http://www.kek.jp/ja/NewsRoom/Highlights/20110711115317/
つまり、「ベータ1,3Dグルカンこそが唯一無二の機能性成分なのであって、β1-6Dグルカンは無くても関係無い成分」だと解る。
違うのは、販売店の宣伝広告の姿勢。
唯一無二の機能性成分の量だけを示すのか、無くても良い成分も足して誇大な成分量を表記するのか、の違いだ。価値の無いβ1-6Dグルカンの量は表記されるべきではないだろう。
本当に価値の有るβ1.3Dグルカンだけの量を真摯に追求するのが、
選ぶべきβグルカン健康食品・サプリメントの良品であることは明白だ。